「資金繰り解決の道」(その4)
資金調達・資金繰りコラム - 2013年08月02日

「運転資金をショートさせないために 実践編2」

■資金繰り表をみてみよう

売上及び営業外収入の入金額(経常収入①)57,480に対し、買掛支払額(仕入代金)、給与等人件費~借入利息などの経常支出②45,769支払額を記載して経常収支(①-②)11,711。 借入返済額4,200あり、経常収支を含めた総合収支7,511により月末残高は10,511に。

ところが、5月の予算では、税金等の支払いが15,000あり、7月には賞与20,000予定されており、4か月間の経常収支は累計8,211になるにもかかわらず、7月末の預金残高は▲5,589の資金ショートとなる予想。借入返済4,200/月が資金繰りを圧迫している。

■実績とその先の予想を

このように、月々の資金繰実績&予定表を作成することにより、数か月後、1年後の資金繰りを予想することができる。この場合、3か月後の資金ショートに備え、納税資金・賞与資金の借入相談を予め金融機関に相談することができる。経常利益が今後もしっかり推移していけば、一時的に借入をしても、借入残高は確実に減らしていくことができると考えられる。

是非、右表を参考にして、わが社の資金繰り実績&予定表を作成してみよう。これから先の資金繰りが見えてくるはずだ。

■このコラムのポイント

  1. 資金繰実績&予定表を作成してみよう。
  2. 数か月後、1年後の資金繰りを予想できれば、早めに手を打つことができる。

このコラムの執筆税理士

税務・労務・財務の専門分野をいかし、お客様の成功のために、3つのお約束をいたします。目先のことにとらわれず、長期的信用を重んじ、心を込めてお手伝いいたします。 社会的公正の立場で、お客様にとって価値ある情報を提供していきます。 どんな状況においてもプラス発想で臨んでまいります。→続きを読む